2011年9月25日日曜日

『不比等を操った女』

こちらは6月刊行の、古代史をめぐるミステリーを扱った
『不比等を操った女』(河出書房新社)です。

夕暮れの平城京をモチーフにミステリアスな雰囲気を出しつつ
県犬飼三千代という、女性がメインということで
カバーに和風の文様も敷いてみました。
表1では四隅にしかないのでわかりにくいですが。


表紙と別丁扉にもこの文様を使い
色使いはえんじ色〜サーモンピンクにしました。
歴史書の読者はかなり高年齢の男性率が高く
従来の読者に避けられないようにしつつ
それ以外の人にも手に取りやすいように、という
なかなか難しい狙いなのです。



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